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大平まゆみ 市長特別表彰
令和4年2月8日、バイオリニストの大平まゆみさんが、約22年にわたって札幌交響楽団の楽団員を代表する立場として札幌の音楽界の発展に大きく貢献したと共に、困難に直面しながらも精力的な活動を続け、音楽による心の癒しを 多くの方に伝え続けているとして、表彰をいただきました。
2018年札幌市内小学校にて訪問演奏活動
2022年2月8日代理で受け取った大平リリーさん(左)と、 秋元克広市長(右)
秋元克広市長、皆様、こんにちは。大平まゆみでございます。
この度は札幌市長特別表彰をお受けすることになりまして、心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。とても嬉しく、光栄に存じます。
本日はこの場でお礼を申し上げることができないのがとても残念です。
病のために声を失ってしまいましたが、ボイスターという声の再生装置と
意思伝達装置の力を借りて、私からのご挨拶をお送りさせて頂きたいと思います。
北海道に移り住んで22年間、札幌交響楽団という素晴らしいオーケストラと長い間演奏できて、とても幸せでした。豊かな自然、温かく強い道民の方々に支えていただき、私は大きく成長させていただきました。音楽の力を信じて突っ走ってきた時間は充実そのものでした。
第一幕は思わぬ形で終わってしまいましたが、
このように評価していただけたことに大変励まされております。
現在は人生の第二幕、札幌で在宅療養をしております。日本でだからこそ受けた気管切開の手術、そして札幌でだからこそ受けられる様々な助成に、心より感謝しております。
皆様からの温かいお気持ちを力として、
これからも 自分らしく進んで行こうと思います。
皆様のお心に、
いつも音楽が響いていますように。
本日はどうもありがとうございました。
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