8月30日には、遠軽町にある北海道家庭学校にお伺いして、
訪問演奏をさせていただきました。
ここは、男子児童の自立支援施設で全国でも珍しい
民間運営の施設です。
5年前にチャリティコンサートでご縁をいただいてから、
この礼拝堂では3度目の訪問演奏でした。
ところでみなさん児童自立支援施設って知っていますか?
児童自立支援施設とは…
犯罪などの不良行為をしたりする恐れのある児童や、
家庭環境から生活指導を有する児童を入所させて必要な指導をおこない、
自立を支援する施設で、全国各地の判定、措置決定に基づいて入所が決まる施設だそうです。
児童さん達とお話をしたり、コミュニケーションをとりながら
コンサートを進めていくのですが、
みんなとっても素直で、リクエストは質問にも積極的に参加をしてくれました。
まだ、こんなに小さいのに。
まだ、こんなにつぶらな瞳をしているのに。
どうしてこの場所で生活しなければならなくなったのか、
私には計り知ることができません。。。
ただ、この音楽が心に届くといいな。と思って演奏をさせていただきました。
演奏が終わった後、楽屋で堪えていた何かが溢れてきて…
その感情が目頭を熱くしました。
今回は25名の児童さんと寮のご夫婦や、校長先生ほか
学校の関係スタッフが演奏を聴きにいらしてくださいました。
下記、学校の校長先生や先生達と。
また、翌日は遠軽キリスト教会にて演奏をさせていただきました。
今回の訪問演奏の様子を動画でアップいたしましたので、
もしよろしかったら、ぜひご覧ください。
コンサートホールでの演奏と、訪問演奏の違いをいつも身にしみて帰ってきます。
これからもこの活動が続けられたらいいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
スタッフ 奥田