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スタッフ 奥田 萌

月形刑務所での特別な訪問演奏…


こんにちは。

11月29日には、月形刑務所に訪問させていただき、

演奏をさせていただきました。

刑務所で演奏をさせていただくのは今回で3回目。

2018年に札幌刑務支所(女性の刑務所)

今年の夏に、札幌刑務所。

そして、今回、月形刑務所で演奏をさせていただきました。

体育館には約700名の受刑者が集まりました。

毎回複雑な思いで演奏の場に立ち会わせていただきます。

罪を犯した人がいるということは、

被害を受けた人もいるということ…。

どんな人が加害者なんだろうと思いますが、

ステージから見る受刑者の方々は、ひとりひとりがほかの人と変わらない

一人の人間です。

私は、専門家でもないし、何も言う立場にないけれど、

なんだか、心か少しだけ痛かったです。

訪問演奏の様子を動画でアップいたしましたので、もしよろしければご覧ください。

訪問演奏をした後、

所長にご案内をいただき、刑務所の中を見学させていただきました。

今回は、作業場とお風呂を見せていただきました。

作業場には、木材の加工ができる大きな機材がたくさんありました。

とある幼稚園の園児が座る、丸みがあって可愛くて温かみのある椅子が制作途中にありました。

金属加工場には、カニを捕まえるカゴ編みがたくさん制作途中にありました。

普段の暮らしの中で月に3回(確か違ったらごめんなさい)

平日のお休みもあるそうで、

今回お伺いしたのは、そのお休みの日だったそうです。

刑務所には、図書館もあるそうです。

ただ、

音楽のない世界だそうで、こうやって音楽を届けられること、

とても貴重な時間をいただいているのだなと感じました。

音楽を聴くことができなくても、

心の中の音楽は、誰にも邪魔されない領域だと思います。

大平まゆみさんがいつも言ってるのは

『音楽は、思い出とつながっている…』ということです。

皆さんは、この音楽を聴くと、

あの頃を思い出す、と言ったエピソードをお持ちですか?

音楽が持っている力。改めて感じました。

もしよろしければ、動画の最後までぜひご覧ください。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

アシスタント 奥田

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