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スタッフ 奥田 萌

札幌地方裁判所パネルディスカッションに参加して


2019年5月21日は、裁判員制度施行10周年を迎えた日でした。

5月19日(日)、

札幌地方裁判所が主催するイベントにパネラーとして大平まゆみも参加させていただきました。

実際に裁判員・補充裁判員を経験された方も参加し、

選任されてから、会社への申請、裁判の参加、審議の様子など、

体験されたことを細くお話ししてくださいました。

裁判員制度が始まって10年が経過し、裁判員・補充裁判員を経験した人数は

9万339人になるそうです。

ただ、裁判員制度が始まった当初の出席率は83.9%だったのに対し、

現在の出席率(平成31年2月末)は67.5%だそうで、

裁判員になると、

「仕事を休まなければならず会社の理解が得られないのではないか?」や、

「何日間も自分の時間を拘束されて生活に支障が出るのではないか?」など

不安に思う方が多くいらっしゃるのも現実だそうです。

ただ、実際に裁判に参加された裁判員のアンケート結果によると、

約95%が『経験してよかった』と答えているそうで、

これからは、もっと選ばれた国民がより参加しやすい方向へ運営されていくと

いいなと思いました。

国民が参加する裁判員制度。

選任された国民が、被害者、加害者の立場にたって、ゆっくりじっくり審議することができ、

一部の専門家だけが決めるのではない、仕組み。

素晴らしい制度だと思いました。

札幌地方裁判所のみなさん、裁判官のみなさん。

この度は、貴重なイベントにお声掛けくださりありがとうございました。

札幌地方裁判所の中でも特別に演奏をさせていただきました〜!!!


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