先日、刑務所で訪問演奏をさせていただきました。
(札幌刑務支所)
3年前より、月形にある『篠津山囚人墓地』追悼演奏からご縁をいただき、
今年は、『北海道矯正展』でも演奏をさせていただきました。
今回は刑務支所と呼ばれる女性の刑務所。
加害者の方がいるということは、被害者の方がいるということ。。。
何とも言えない心境で当日を迎えました。
時間になると、ぴしっと静まり返った会場にみなさんが下を向いて
演奏の時間を待っていました。
私は、来賓席をご用意いただき着席していましたが、
席からは、たくさんの受刑者のお顔が見えました。
それぞれに事情があって、収容されていて。。。。
だけど、今のこの時間だけは、
大平まゆみさんが信じている音楽の力についてお話をすることで、
誰かの心に、少しでも、何か、暖かいものが届いてくれるといいな。
そんな風に感じました。
拍手をしてくださる瞬間。まゆみさんはとても嬉しかったそうです。
何名か、涙を流している方をお見受けし、私は、胸がいっぱいになりました。
はじめての訪問演奏。感謝状までいただいてしまいました。
この訪問演奏を調整してくださったご関係者のみなさま。
貴重な機会をくださいまして、本当にありがとうございました。