コートが必要なほど気温が低かった先週15、16日と、札響道北の演奏旅行がありました。
久しぶりに演奏した美唄市民会館。6年前にソロコンサートで演奏した場所です。
その時にお世話になった懐かしい方々との再会、心が温まりました。
またいつかご一緒できたら嬉しいです。
コンサート終了後に稚内まで夜道を走り、ホテルに着いたのは夜中の1時頃でした。
ホッと一息、お部屋でテレビをつけるとサッカーのW杯!夢中で観戦してしまいました。
オリンピックの時もいつもそうです。いつも万年睡眠不足になってしまいます。
翌日は長年の友人、難病と向き合い長い闘病生活の末1年半前に亡くなった史奈ちゃんのお宅にうかがいました。お線香をあげてから、お母様が働いている介護施設で飛び込み演奏を!
史奈ちゃんの看病に全ての時間をかけていたお母様、お嬢さん亡き後のことを心配していたのですが、とてもお元気そうでイキイキとなさっていました。個人情報の問題もあり、その施設での演奏の写真はアップできないのですが、ケアマスターの方とのツーショットだけでも。
その後私が尊敬する画家、高橋英生先生のお宅にうかがいました。
昨年夏に他界されて以来初めてです。雄大な利尻富士が見える上湧別の小高い丘の上で、奥様がカフェをなさっています。先生がいつも座っていらしたコーナーには今でも先生の椅子が!
そして私がお邪魔していた間、そこだけにずっと陽の光が当たっていました。
まるで先生がいらしたように。
そのままになっているアトリエにもお邪魔しました。描きかけの絵がたくさん、絵の具も顔料も筆も。新しい試みで顔料を使って勉強中だとおっしゃっていらした先生。いつか満足のいく利尻富士を描きたい、とおっしゃっていました。
思い切って奥様に先生の作品を購入したい旨をお伝えしたところ、喜んでくださり、早速お送りくださいました。今は私がいつも座っている席から見える壁にかかっています。
先生の緑色は深くて鮮やかで大好きです。毎日眺めて先生のことを思い出し、私も頑張ろう、というエネルギーをいただいています。絵の力はものすごいですね。
16日はその後、稚内総合文化センターで札響の定期演奏会、第33回だそうです。本当にありがたいことです。そして恒例の蟹パーテイー。たくさんの美味しい蟹をいただいて帰路につきました。
家に着いたのが1時頃。でもその夜はテレビをつけずに休みました。
とても充実した素晴らしい二日間をありがとうございました。