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「生きるということ」

大平 まゆみ

 2017年も平穏に、とても充実した毎日が過ぎていっています。ありがたいことですね。

私にとって節目の特別な年だからでしょうか、いろいろなことを考え感じる毎日です。

 私は最近、五木寛之さんの本を読んでいます。久しぶりに本棚の隅に見つけた「気の発見」。

精神の力、不思議を、気功家の望月勇さんとの対話で深く語られています。

目に見えない力を信じている私にとっては大好きなトピック。

何回も読み返しながら、たくさんの再発見に感動しています。

 数日前の新聞に、五木さんのお話が載っていました。

孤独死も悪くない、ということを書いていらっしゃいました。

家族、友人に見守られての旅立ちは幸せなことなのでしょう。

でも衰えて苦しむ姿はあまり見られたくない。

ご自分は食欲がなくなったら食べることをやめて、枯れるようにいなくなりたい、と。 

その2、3日後、ある納棺師さんのお話をやはり新聞で見つけました。

以前は穏やかなお顔の、綺麗なご遺体が多かった。

最近は薬漬けになったぶよぶよしたご遺体が増えている、とのことでした。

実は、私もご家族を亡くされた知り合いから同じような話を聞いたことが何回かありました。

 「死」は誰にでも必ず訪れるもの。だからこそ今生きていることのありがたさをかみしめ、

毎日を大切に生きていきたいですね。できれば自然体で。そして大きな夢を持って!

 私は10日ほど前、ある病院の緩和ケア病棟で演奏させていただき、

深く感じることがたくさんありました。ありがとうございました。

 重なる偶然のように見えても、受け取り方で必然的に感じることがあるものですね。

今朝もテレビ、新聞である大俳優のご逝去を報道していました。


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