『たとえば君が傷ついて
くじけそうになった時は
必ず僕がそばにいて
ささえてあげるよ その肩を』
作詞:杉本竜一さん(合唱曲:BELIEVEより)
昨日は、遠軽町家庭学校の礼拝堂で演奏をさせていただきました。
遠軽町家庭学校、皆さんご存知でいらっしゃいますでしょうか?
遠軽町家庭学校(Wikipedia)
ある事情で親と暮らせなくなった男子児童の自立支援施設です。
小学校4年生から高校生までの男子約23名が寮生活を送っています。
昨日は、夏休み前のイベントとして、演奏にお伺いさせていただきました。
すれ違う男子児童みんなが、元気に挨拶をしてくれました。
みんなの心に、音楽は届いたかな?



先生にお話を伺った際、
「子どもたちには『何かあった時に誰かに助けてもらえるような人間にならなきゃいけないよ』と
伝えているんです。あの子は頑張っているから助けてあげようと、思われるような人にならなきゃ行けない。
そして、一度助けてもらった子は、今度は誰かを助けることができるようになるんです。」と。
いつか、子どもたちが辛くなったり苦しいときに、ふっと思い出してもらえたら嬉しいです。
世界は、みんなで支え合っていて、
地球は、希望をいっぱいに乗せて回っていること。
そして、大人たちは希望をいっぱい子どもたちに伝えなければならない事を
私は改めて感じました。
今回のコンサートの1部は男子児童向けに、2部は町民向けに演奏いたしました。
ヴァイオリン:大平まゆみ
ピアノ:浅井智子

2部のコンサートではカザルスの「鳥の歌」を演奏いたしました。
1971年の世界国際平和デーに国際連合本部で演奏された曲です。
パブロ・カザルスのように、
私たちも、音楽を通じて世界平和のために、できることを少しづつ活動していきたいと思います。
遠軽町家庭学校チャリティコンサート実行委員のみなさん、
ピアノを寄贈してくださった、高野さん、
男子児童のみなさん、先生、寮長寮母さん、遠軽町家庭学校のみなさん、
町民のみなさん。ありがとうございました。